デジタルバッジ(digital badge)とは、オンラインコースで習得したスキル、知識、資格をバッジとして可視化して証明するものです。デジタルバッジはビジネス分野での様々な資格を証明するために利用されてきましたが、近年は教育機関のオンラインコースでも利用が広がりつつあります。デジタルバッジはコース担当者によって発行され、学習者は特定のタスクやコースの修了状況をバッジで確認することができます。最近では、国際標準規格に準拠したオープンバッジと呼ばれるバッジが資格取得の証明や、就職、進学の際に求められるスキルを証明するツールとして使われれています。
もし皆さんが学習支援システムMoodleを利用されていれば、デジタルバッジの機能がありますので使ってみませんか?医学英語教育での利用方法としては
- 語彙習得レベルの証明
- 単位習得の証明
- 学習タスクの修了証明(例:下のバッジは島根大学の医学英語学習コースの”Obesity”の学習タスクを修了した学生に発行
などがあります。
バッジの利用には、バッジの設定は、バッジ画像のデザイン、授与基準(クライテリア)と有効期限の設定等が必要となりますが、デジタルバッジの利用により、習得したスキルや知識の可視化が可能なり、その結果が学生の学習同期の向上に繋がることが研究で明らかにされています。Moodleでのバッジの設定については、Moodleユーザのサポートサイトに掲載されていますので参照してください。