仁科雅良先生（島根大学救急医学講座前教授）が運営するウェブサイト「救急医から見たドラマER」（http://drama-er.info/）をご紹介いたします。
ドラマ「ER」は、1994年から2009年まで放映された全15シーズンの医療ドラマであり、NHKでも放送されていたため、多くの方がご覧になったことがあると思います。最終シーズンが終了して16年が経った現在でも、このドラマには医学の学習に役立つ場面が多く含まれており、医学英語の表現力を磨く教材として活用できます。
仁科先生は、「ER」の大ファンとして、そのシーンを題材に、医療系学生が医療現場の専門用語や医学的状況をより深く理解できるよう、救急医の視点から詳細に解説されています。本ウェブサイトでは、シーズンごとに様々なシーンを取り上げ、それぞれの医学的内容に関する解説を掲載されています。さらに、各シーンの再生時間も示されており、視聴の手引きとしても便利です。また、「ER」以外の医療系映画にも触れられており、さらに多角的な学びが可能となっています。
医学英語教育や医学英語学習に携わる方にとって、非常に有益なリソースとなることでしょう。ぜひ一度ご覧ください。
解説ページ例：「開放骨折」